これだけは知っておきたい!レンタルサーバーの種類~コスト・セキュリティ・自由度に大きく関わってくる~
レンタルサーバーを比較して選ぶ前に、法人・個人を問わず知っておきたいことがあります。それは、サーバーの種類。
レンタルサーバーには大きく分けて、共用サーバー、仮想専用(VPS)サーバー、専用サーバーの3種類があります。それぞれメリット・デメリットがあり、それを知らずしてサーバーを選ぶなんて言語道断!共用サーバー、仮想専用(VPS)サーバー、専用サーバーについて情報を整理してから、目的に合ったレンタルサーバーを比較して選びましょう。
一般的に広く使われている共用サーバー
法人・個人を問わず、一般的に広く使われているのが共用サーバー。
"共用"という言葉からもわかるように、1台のサーバー上に複数ユーザーを割り当ててサーバーを共用するという形となります。
共用サーバーの収容ユーザー数は非公開としているレンタルサーバー会社が多いのですが、問い合わせてみると教えてくれるところもあります。
複数のユーザーで1台のサーバーを共用することで、レンタル料金が非常に安くなります。なので、コスト面では非常にメリットがあると言えます。
また、レンタルサーバーを初めて使う人でも簡単な設定が出来るようなコントロールパネルなども用意されているところがほとんどなので、専門知識を必要とせずホームページの管理・運営が可能です。
しかし、デメリットもあります。複数ユーザーで1台のサーバーを共用するので、その内の1ユーザーがサーバーに高負担をかけるようなことをすれば、他の全ユーザーのウェブサイトなどが重くなる(表示速度が遅くなる)こともありますし、場合によっては表示されない(サーバーダウンする)場合もあります。
また、サーバー自体の管理者権限が付与されないため、管理者権限を必要とするソフトウェア等のインストールができません。つまり、サーバー運用の自由度は低くなります。
さらには、ハードディスク容量が少ないのが一般的です。
サーバー運用の自由度が高い仮想専用(VPS)サーバー
大規模なデータベースを必要とするサイトなどを運営する法人・個人に最適なのが仮想専用(VPS)サーバー。
一台のサーバー上で仮想サーバーを何台も起動させ、その仮想サーバー内において個々のユーザーに管理者権限を付与し、共用サーバーだけど専用サーバーのような環境を実現しています。
大規模なデータベース等の処理を行え、プログラムの動作テストも他のユーザーに与える影響が非常に少ないため、運用の自由度が高いのがメリットです。
また、それぞれのユーザーのサーバー使用領域は分断されていて、基本的に他のユーザーの領域には関与できないためセキュリティ的にも強いのが特長です。
さらには、1ユーザー当たりの使用可能なサーバーリソースが設定されているため、共用サーバーのような他のユーザーによるサーバー障害のリスクが非常に低くなります。
非常に印象の良い仮想専用(VPS)サーバーですが、共用サーバーに比べるとコスト面が非常にネックとなります。決して安いとは言えませんからね。
また、サーバーウェアや各種モジュール類のアップデート・バックアップ等の作業を自分で行う必要があるので、細かなメンテナンスが必要となります。それに伴い、サーバーに関する知識も必要になってきます。
1台のサーバーをまるごとレンタルできる専用サーバー
一人のユーザーが一台のサーバー全てを独占的に利用できるのが専用サーバー。まさに、"まるごと"サーバーをレンタルするので、自由度は最高クラスです。
専用サーバーの場合、共用サーバーと比較すると、他のユーザーが存在しない分安定し、ハードディスク容量もかなり多いため、ゆとりの持ったサーバー運営が可能となります。本格的なオンラインショップの運用や大規模なサイトの運営をするなら、専用サーバーが一番最適でしょう。
ただし、コストの面から見ると、慎重にならなければいけません。コストは非常に高くつきます。
また、サーバーの管理・運営技術がかなり必要となるので、サーバー管理者などの人材を雇う必要が出てくるでしょう。こちらの面でもコストが発生します。